娘はいろいろ知っている
早く帰ってこられたので、娘が疲れて眠たくなるのを待つのに
おままごとをして遊んでいたときのこと。
片手には塩ビのマヨネーズ。
床にはコップとお鍋に塩ビの野菜たち。
迷うことなくマヨネーズをお鍋とコップに注ぎ、
飲めとばかりにコップを私に手渡した。
「(ふむ、コヤツめ…)ごくごく…」
「ほげぇええええええ」と苦い顔をしてみたら
『キャッキャッ』と喜ぶ鬼畜な我が娘。
ヒゲでハゲの父親の顔が面白かったのか、
はたまたマヨネーズを飲んだと思って笑ったのかは定かではないが、
マヨネーズを使わせたこともないのに使い方を知っている。
たかが1歳児と思っていてはダメ。己の所作や口調に
これまで以上に気をつけねばなるまいぞと娘の観察力に驚きました。